伊勢さんライヴ ファイナル
遅くなりましたが、6日に伊勢正三Live『garden final with strings』がスペシャルバージョンとして、シンセサイザーその他を千手観音のように操っていた細井豊さんのバンド、センチメンタルシティロマンスをスペシャルゲストを迎えて東京国際フォーラムで行われました。
前日のリハーサルでセンチのメンバーの方々とお会いし超豪華なコーラス入りの「なごり雪」などのリハ、細井さんだけでなくやはりメンバー皆様芸達者!びっくりしました。
イントロからハミングで始まるのでみんなでコーラスチューニングしているとこへ、恵美子と「ふぅ〜う、ふぅ〜う〜」などとハモってみたり・・・。
私達もコーラスとかできるようになったほうが・・なんてね
邪魔になりそうなのでやめました。
当日のリハーサルではセンチと伊勢さんで演奏する曲などを客席に降りて見学してみました。
こんなに大っきなホールで1200人以上のお客さまの前で「レミングの街」のアドリブ、前に出て行ってひくんだ〜!と思ったら結構ビビり入りました。
それに今日は途中で下がらないで最後のキメまで前に出たまんま。
きゃ〜!どうしよ〜!思いっきし目立つぅ〜!いいのかな〜?やった〜!!
と始まる前からかなり興奮。
スペシャルバージョンにつき衣装も替えてみました。ゴールドでキメてみました。
伊勢さんのHPに
ライヴツアーやフォーラムの模様が近々アップさっれると思うので遊びにいってみて下さい。
この日のライヴに、レコーディングなどで鍛えてくださり?大変お世話になっている佐藤準先生がいらしてました。
先日のスマスマのなごり雪で素敵なアレンジをされた、あの佐藤先生です。
伊勢さんの曲もたくさんアレンジされています。
な・なんと!その佐藤先生に
5/25のコンサートもお世話になってしまうという幸運が訪れました。
佐藤先生にアレンジして頂きご出演願えるだなんて、なんとまぁ無謀な。
だいじょうぶ〜?という声も・・・
あたり前ですがちゃんと弾かないと台無しになりますから。
楽屋にいらして下さったのでコンサートの打ち合わせチックなこともしました。
オリジナル以外の曲の相談などで
佐藤先生の、あのアイルトン・セナの追悼の曲などどうでしょう?なんて人の力に頼ろうというセコイ提案をしたところ、
「あの曲、ピアノ難しいんだよね。難しく書きすぎちゃったんだよな〜」
と却下気味。
いえいえ、難しいのはその曲だけでもピアノだけでもありませんよ〜どれもこれも難しいんですよ〜
と、楽屋にいたメンバーが心に思っていたことは言うまでもありません。
いつも真っ黒な譜面と格闘しているメンバーですから。
佐藤先生のサウンド本当に素敵なんです。ちゃんと弾ければ・・・
だからスゴイ集中力で頑張るのです。
打ち上げの時先生は、カナちゃんが正やんのステージで一緒に演奏してる姿みて感動したよ〜、と言って下さいました。その言葉は嬉しく私にはとても励みになりました。
時間とともにたくさんの方と関わりいろんな事を教わり吸収する。時代を経て今度は自分が何かを伝えられることができるようになった時、感謝とともに確実に歩いてきたことを実感できるのだろうかと。
数日前に佐藤先生のアレンジでヴァイオリンとチェロのオーダーでのレコーディングがありました。
先生のご指名でチェロは山本裕康さんにお願いしました。
私は先に録ったので素敵なチェロ、聴かせて頂きました。
といってもアッという間に終わってしまいましたが・・。
さすが!難しいパッセージも涼しい顔でなんなくこなしてしまいます。
さっき私がひいた同じフレーズが出てくると、『あ〜、こうやって弾くんだ〜。』
と、とても勉強になり(もう後の祭りですが・・)いつもながらにまた尊敬してしまいました。
譜面を見て瞬時に、ニュアンスなどまで読み取ってしまうその力、というかセンスというのでしょう
か、本当にスゴイ方だな〜、と。
素敵なスゴイ方々を目の当たりにできる恵まれた環境、私はとても幸せものです。
素敵だな〜すごいな〜と思っているだけでなく頑張らなくちゃ!です。
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Comments
はじめまして。この日のライブ拝見しました。
一流のミュージシャンによる、素晴らしい
ライブでしたね!私のblogにTBさせていただき
ますので、良かったらいらして下さいませ。
これから佐藤さん初め「ストリングス カナ」の
ご活躍もお祈りして見ています!
P.S.「スマスマ」の「なごり雪」も見ましたよ。
Posted by: つきのみどり | April 11, 2005 03:34 PM