最後の晩餐
キャナルシティのライブの日から滞在していた母が明日、ついに横浜へ帰ることに。
まだ、食べきれていない博多の「うまいもん」があるので、延期も考えてはみたものの、1回公演の日の夜は、もうほとんど私の予定が詰まってしまっているので、泣く泣く諦めたようです。
今日の夜の公演を観劇し、余韻にひたりながらのラーメンは最高でした。たぶん。
本当は焼き鳥やさんに行く予定だったのですが、時間が遅くなってしまったので、お店に電話してみたところ、ネタがもうあんまりない、とのことで断念。
私がこちらに来てからずっと行きたかった、「やまちゃん」に行ってきました。
お仕事で初めて博多に来た時に連れて行ってもらい、ラーメンの美味しさにびっくらこいちゃって、それ以来、博多へ来ると、このラーメンを食べずには帰れないのです。
今回は、もう一度くらいは食べたいと思ってます。
肝心のミュージカルですが、何年か前に東京で観た時よりもパワーアップしているそうで、迫力の舞台だったそうです。
「アトランタ脱出」での、火薬を使うシーンでは、オケピットにもすごい風圧がくることもあり、結構怖かったりします。
ピストルを撃つシーンの音もかなりなものです。
それより、なにより、大地真央さんという方は、本当に同じ『人間』という種の方なのでしょうか?
と思うくらい、お綺麗で、お若く、ありえない程の体力。
神様は不公平だ!!
と本音では思うけど、真央さんの努力が神様の心を動かしたとしか思えないくらい、ご自身の自己管理や、自覚とかが全然違うんだと思います。
舞台稽古に入る前、博多座さんとの顔合わせでの真央さんのご挨拶に
「決して、慣れることなく・・・」
というお言葉がありました。
私の感覚では、リハーサルを重ね、慣れて、熟れて、いい感じになってきた。
なんて思っていた所だったので、身の引き締まる思いがしました。
演じる側にとっては1回目、10回目、100回目かもしれませんが、観ている方にとっては「この一回」が全てですものね。
絶対に忘れてはいけない事です。
舞台は生き物です。
同じ曲を演奏していても、舞台から伝わってくる雰囲気でこちらのテンションも変わって演奏も一回一回違います。
慣れることは、ないわけです。
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Comments
大地さんがそんなにすごい人だとは知りませんでした。というか、名前と顔しか知らなかったんですけど(笑)。すみません。
>演じる側にとっては1回目、10回目、100回目かもしれませんが、観ている方にとっては「この一回」が全てですものね。
プロフェッショナルの方の言葉だと思います。すべての仕事に通じる言葉ですね。伊藤さんの心意気が伝わってきます。こちらの心も引き締まります。
Posted by: ギター・オンジ | October 20, 2006 05:51 AM
やまちゃんでは麺を「バリカタ」で是非!!
Posted by: Kassy | October 18, 2006 07:02 AM