ミュージシャンの聖地?スイートベイジル139で結婚披露宴の2次会を行ったという興味深い話、少し前に披露宴で演奏&共演した際の映像が出来上がったとのこと、併せてDVD鑑賞会が行われるとのことで出席。
普段ほとんどミュージシャン関係の人としか接触のない私にとって音楽を趣味として楽しんでいる一般の社会人の方々との交流はかなり貴重なもの。
会話が成り立つのか?などの不安も抱きつつ突撃。
しかし、案ずるよりも産むが易し?
すぐにうち解け楽しい時間を過ごすことができました。
それより!!
仮にも芸を売りにしている?私にとって、衝撃的なことばかり。
勉強させられることてんこ盛り。
だいたいスイートベイジルで2次会ってスケールにも驚いているのにその内容の濃さったら・・・。
脱帽。
面白いし充実している。
段取りも素晴らしい。
主役到着が遅れるという事故も秘蔵Vであっさりクリア。
このVがまたよく出来すぎている。
会場は笑いの洪水。
次々と披露される余興もまた抜群。
あのステージで演奏や歌うなんてこと自体すごく貴重なことなのに、アマチュアミュージシャンが
「気持ちよかったよね〜」だ?
って本当に気持ちよさそうに歌っているではないの。
しかもギター背負って「関白宣言」
悔しいことに上手い。
学生時代、体育会系で鍛えられた根性と友情は半端ではなくいつでも先輩の一声でみんなが一致団結する。
その結束力は見事。
芸も去ることながら皆様話術も素晴らしい。
私のようにライブに来て下さるお客さん=私を最初から好意的に観てくれているお客さん、を前に話をするのではなく彼らは自分の力で自分に注目させる術を身につけている。
原稿を読むでもなく自然に話しが流れていく。
無駄がなくウィットに富んだ話は気持ちがいい。
そして心に残る。
見習う前にかなり凹んだ。
なんでそんな芸当ができるの?と疑問を投げかけてみると、職種は様々だけれども仕事をしていく上で相手が一人だろうと何百人だろうと話しを聞いてもらえないと仕事にならないという。
日々戦略、アプローチの仕方を何十通りも練っているそうだ。
音楽でいうとアドリブの力を試されているような感じ?
研究した音色や流れのバランスを測る感じかな?
もっとシビアな世界でしょうけど・・・
生演奏に感動してもらえた喜び、伝えたい想いが沸いてきた。
音楽でできることを改めて考えさせられることになった。
楽器の演奏には当然歌詞がないので音に込めた魂を聴いている人に拾ってもらわないといけない。
音楽は食べ物などのように生きていく上で必要不可欠というものではないかもしれない。
美しい音やあたたかい音、メロディ、または活気あるリズムなどは不愉快に思う人はいないのでは?と言ってくれる人もいる。
音に込めたメッセージを人それぞれの感性で受け止めてもらえたら嬉しい。
話では表現できない分のたくさんのメッセージを込めて演奏できたらと思う。
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