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September 10, 2008

サウンドチェック

6日朝、余裕を持って出かけると土曜の午前中ということでさすがに道路はガラガラ。
あっという間に恵比寿に到着。
11時にお店を開けて頂くことになっていましたが、10時過ぎには着いてしまいました。

しかし、石井さんのファンらしき方がもうすでに入り待ちをされてらっしゃいました。
車から荷物を降ろし、お店の入り口脇に置かせて頂き車は駐車場へ。
それでもまだ時間が余ってしまったので朝から優雅にコーヒーブレイク。

11時になり怒濤のように準備開始。
まずはドラムのセッティング。
その時間を有効活用してお客様のテーブル割を。

嬉しい悲鳴とはこのことで、チケットは完売していました。
石井さんのファンの方からのご予約もあり急遽立見でのご予約も賜らせて頂くことにしたので整理しておかないと受付でとんでもないことになりそうでした。

テーブルにセットされた椅子の数を数え、図面にしそこへグループの人数でうまく割り振る。
まるでパズル。
やっとのことで昼公演の分だけは終わらせ今度は名前を書いた札を配っていく。
事務所のスタッフ&ダンスの先生、靖子さんはここでも大活躍。
私が急いで書いた図だか文字だか判別できないようなものを見事解読してくださりテキパキと。

そのうちステージの方も準備ができ、まずはオープニングシーンから。
なんとか動線を確保しイケそう。
しかし・・・楽器は持って出れない。

人の楽器を触ることはかなり緊張することと知りながら、無謀にも和ちゃんに持って出てもらうことに。
楽器スタンドをピアノの後ろに置き、ここに立てかけといてね、と。
弓は?
ん〜〜〜
ピアノの上では蓋が開いていて斜めなので滑り落ちそう。
譜面代に載せといて〜。

和ちゃん、その練習をしてました。
すまんの〜 m(__)m

無事オープニングから1曲目のつなぎはオッケー。

石井さんがいらっしゃるまで他の曲のチェック。
会場自体の響きが良いのでドラムの音にみんなの音が負けてしまい音響の調整にかなり難航。
ピアノには絶対にマイクを入れたくないとのお店のオーナーの意見でしたが、さすがに聞こえなくては何もならないとピアノもマイクで拾ってもらうことに。

そして石井さんの登場!!
ベット・ミドラーのThe Rose と もうすぐ発売になるご自身渾身の4thアルバムよりタイトル曲でもある「同じ傘の下で」
リハーサルにもかかわらず隣でうっとりと聴いてしまい、弾くのを忘れそうになってしまいました。

少ないリハーサル時間でサクサクとこなし、どわ〜っと片付けてお客様をお迎え。

そして本番までの一時間。
お店のドラムセットと一緒の楽屋にメンバー5人と石井さん。
かなり窮屈なスペースにもかかわらず、寛いでさえいらっしゃるように見える石井さん。
さすが心が広い!

そんな中、トークでも話題になった、ファンの方が差し入れて下さった金メダリスト北島選手のお店のメンチカツ登場。
並んで買って来て下さったメンチカツとメンチカツサンド。
サンドは4切れ限定。

その時楽屋にいたのは4名。
証拠隠滅。

帰ってきたメンバーにはメンチカツ美味しいよ〜
食べて食べて!!
北島選手のお店のだよ。
金メダルの味。

テンションは最高潮。

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Comments

本番前の、あのたまらない緊張感。そして、期待感。
本当にたまらないですし、すがすがしいと思います。
ぼくも、怪我や病気でステージを去るまでは、
こういった感覚が、とても楽しみでした。
「本番前に緊張するのは、自らの演奏に対する責任感のあらわれなのだ。だから、そういったものは大切にしなさい」と、ある巨匠に教えられ、人生の重みを、その巨匠に感じました。
自らのステージに責任感を持つ方を、謹んで尊敬申し上げますとともに、舞台の成功を、お祈り申し上げます。
でも、正直言って、そんな緊張感を維持しつつも、心に余裕をもって、ステージを楽しめる方がいらっしゃったら、その方には、思わず嫉妬心を抱いてしまいそうですねぇ。
昔、有名な自動車レーサーとお話する機会がありましたが、「怖くてたまらないけど、生きてレースをしていなかったら、こんな緊張感なんて味わえなかったと思うと、ゾクゾクしたよ」なんておっしゃってました。何という心の構え。死ぬ危険を感じながらも、その感覚を楽しめるなんて!
とは言え、やっぱり音楽は素晴らしいです。是非、ステージ一つひとつを大切にしていただきたいと思います。お客様と同じ時間を過ごせる幸せ、やったことがある人しか、感じられないかも知れませんねぇ。

Posted by: くろちゃん | September 12, 2008 11:26 PM

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