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January 28, 2010

観光

30日の武漢公演までかなり間がありここ済南に滞在しているのですが、公演の評判がよくもしかしたらこのオフの間にも公演以来があるかも、なんてお話があったりしましたが、さすがにいきなりでは難しかったようで。
ここ数日はホテルの前のでっかい湖「大明湖」の周りを会長とトランペットのSAKKOと一緒にウォーキングしたり筋トレしたり、暗譜を忘れないように練習したり。
それにしても時間が余る。

今日はウォーキング後筋トレ前に「千佛山」という所へ王さんに連れて行ってもらいました。
王さんは日本に在住していて少し前から中国との橋渡しをして下さっているNPO法人のAJACという団体の代表。

ちょくちょく飛び出す不思議な日本語が、メンバーに伝染し始めてます。

千佛山にはたくさんの寺院があり山のてっぺんまで点々と。

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ここは入り口。
一緒に行ったバイオリンの朝子と。

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延々と続くゆるやかな坂道。

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よくわからないけど一応手を合わせて・・・
巨大なお線香にびっくり。

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かなり気持ち良さそうに寝てるし。

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その他なんとなく写真を撮ってみました。
頂上までは登れなかったけれどかなり高い所まで、スモッグというか曇っているというのか見晴らしは決してよくはなかったけれど高い所からの眺めは気持ちいい。

階段は石なので登るよりも降りる時には滑らないように気をつけて。
明日の筋肉痛が楽しみ(>_<)

大切な食事の話ですが、昨日も今日も毛沢東の好んだ料理がテーマの夕食。
昨日のレストランは名前も毛家飯店。
入るとすぐに毛沢東像が。

かなり辛い料理ばかりで舌と唇がヒリヒリしました。

今日のお店の中にもやはり像や写真がいっぱい。
お料理は昨日ほど辛くなかった、というより辛くて食べられないとかお腹痛いと訴えたので、選んで注文して下さったのかな。

広州では日本料理屋やイタリアンなど結構あったのですが、ここ済南で見かけません。
24時間営業の台湾料理のファストフード的なお店を教えてもらい、メニューの写真を指差したり勘で注文したりと悪戦苦闘しています。
小龍包はとても美味しく、野菜炒めやお粥もうまい!
で、とにかく安い。

ちょっと残念なのは中国へ来てから杏仁豆腐やマンゴープリンには一度もお目にかかっていないこと。
デザート感覚のものというと、お料理のあとにちょっとしたフルーツがたまに出てくる程度。

そんなこんなで済南での滞在もあと一日。
29日には武漢へ移動。

30日は武漢公演。

その後の予定はまた詳細がわかり次第お知らせ致します。
北京公演はどうやらないような・・・。

かなり間際にならないと色々なことがわからず、お知らせできないのが心苦しい限りです。
明日は日本人より難しい日本語を知ってる、日本語ぺらぺらのAJACの劉さんが日本から来てくれます。
詳細情報、聞いてみます。

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January 26, 2010

済南へ

済南へ向かう日、朝6:00すぎにホテルを出発しました。
道路は渋滞もなく順調に空港へ着いたのですが、バスを降り一歩空港へ入ってびっくり。
こんな朝早くからなんだってこんなに人が溢れてるの?

もうすぐ旧正月で延べ25億人の民族大移動の予兆?

フライト時間には余裕のはずが団体で荷物を預けるのにあっちへ回されこっちへ回され・・・
乗れるの?と心配になり、さらに手荷物検査場ではもうあと5分というところへたくさんの楽器を何度も検査、中身の説明。
あやうく松脂を取り上げられそうになりました。

もちろん出発を遅らせてしまうことに。
でも無事到着。

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楽器の他に大荷物を抱えての団体移動は本当に大変でした。
そして疲れたなんて言ってる間もなくコンサート。

元気をふり絞りました。

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サックスのいなきょん。
大人気!!

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トランペットのSAKKO。
小さい体でトランペットを片手でぐるぐる回す技はお見事!
これも毎回かなりウケてます。

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私もかなり頑張ってます!!


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ホテルの前には湖(たぶん)がありお散歩ができます。
遊歩道になった公園のようなところに立つ古いお寺のような建物がライトアップされてきれい。

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メンバーの中で一番小柄な彩香。
伸ばすと軽く自分の背を超えてしまうトロンボーンで頑張ってます。
機敏で楽しげな動きがよく彼女もまた人気者。


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January 25, 2010

一息

広州での公演が無事に終わり、翌日は早朝から飛行機移動。
済南空港からホテルへの移動の途中でお昼ご飯を頂き、ホテルに荷物を置きホールへ。

極寒。

広州では20℃以上あったのに済南は0℃を下回ることもある季節。
昨日は幸いにも太陽が出ていたので0℃とは言えそこまで寒くは感じなかったのですが、陽が傾きはじめるとどんどん冷えてきました。

楽屋には暖房を入れて頂いたのでちょっと間があると逃げるように楽屋へ。
舞台と客席は開場の1時間くらい前に暖房が入ると聞いていたのですが、そんな様子もなく。
本番中の舞台には照明があたっているので寒くはなかったのですが、客席は寒くないの?と思ったのですが土地の方々は寒さに慣れちゃってるのかしら?

2日間連続公演を乗り切り、今日は一息つけました。

広州の素敵なホール
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ホールの前からの眺め
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じゃじゃ~ん!
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そして公演の様子
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済南公演もすぐにアップしま~す。


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January 22, 2010

サントリーホール?!

明日の公演を控え昨日はホールの下見を、今日は機材類の確認とリハーサルを少しさせて頂きました。

その地域だけは緑が多くなんだかゆとりのある雰囲気。
珠江(Pearl River)に浮かぶ浮島に星海音楽庁というコンサートホールがあります、。

中へ入ってびっくり。
まるで東京のサントリーホール。
素敵すぎるステージです。
天井は高く開放感ばっちり。
後ろにも客席があるので360度どこからも見られているという緊張感。
さらに素晴らしい響き。

ドラムの絵美はこんな所で演奏できるなんてありえな~い!と終始感激。
オーケストラの公演などで慣れているストリングスチームの私たちだって自分たちがメインでこんなすごいステージに立つなんてことはまずないのでかなり興奮気味。

明日が楽しみ、プラス響きが良すぎて惑わされないかがちょっと心配。

では頑張ってきます!!

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January 20, 2010

度胸試し?

次の公演まで少し日にちがあるので今日は広州の服飾品市場のような所へ行ってきました。
韓国の東大門のような感じで、ひとつひとつのお店は広州の方が少し広め。

しか大混雑。
広くはない間口のお店にマネキンじゃないんだけど、まるでマネキンのようにお店一押しの商品を着た若い子が立っているのです。
カートを引っ張る人、ベビーカーに子供の手を引っ張る親子連れなどでごった返し大渋滞。
30分程でギブアップ。

タクシーでホテルに割りと近いファッションビルに行こうと思ったのですが、なにせ中国語が話せない。
ホテルのカードを見せホテルまで戻りまた10分くら徒歩で引き返すというなんとも効率の悪い動き。

北京のタクシーでは渋滞に驚きましたが、広州ではスピードといい、車線無視といい、ぶつかるスレスレの所での割り込み?に冷や冷やし、生きた心地のしないアミューズメントを体験しました。

不思議なのは歩行者のための信号がないこと。
横断歩道はあるのですが、度胸がないと渡れません。
車優先なのかスピードを緩めずに走ってきます。
タクシーもオチオチしてると一生渋滞から抜け出せずきっと商売にならないのかな。

明日は22日のコンサートホールの下見に行ってきます。
会場は星海音楽庁という客席1500のとても立派なコンサートホールだそうです。

先日のコンサートの記事が
済南日報社「都市女報」(済南)、広州日報社「信息時報」(広州)、珠江晩報、珠海特区報に載りました。

次のコンサートの宣伝などで、昨日は新聞4社の取材を受けました。
色々と盛り上がってきてます!

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January 19, 2010

初日

まずは、初日の珠海公演が無事に終わったことを報告させて頂きます。
ばんざ~い!!

お客様をどうやって集めて下さったのかかなりな疑問なのですが、2階席は満席、一階席も中央ブロックはいっぱい。
お客様の反応も最初の頃は少し様子見な感じもありましたが、だんだんノッてきて下さりイントロでも拍手で沸いた時には正直驚きました。

最後の方はかなり興奮状態で私たちも200%の力で楽しみ、頑張りました。

そして終演後はサイン攻め。
日本語の話せる方が代表で警備員の遮る向こう側から
「ファンです!すばらしかったです。ぜひサインをお願いします!!」
と叫んでらっしゃる。

サインだけでは終わらず、写真まで。
もちろん嬉しいことなので皆でできる限りお応えしました。

開演ぎりぎりまでPAや楽器のことでリハーサルも満足にはできませんでしたが、集中力と気合、そしてチームワークで成功と言えるステージができたと思います。

開演前の貴重なショット。
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それにしても、日本では今までいかに恵まれた環境で演奏させて頂けていたかを痛感しました。
会場に着けばもう演奏することだけでよかったのですから。

マイクのケーブルが揃い、本番の音が決まったのが開場ぎりぎり。
ベースアンプは間違ってエフェクターが用意されているし、ドラムセットはペダルが壊れていてハイハットが打てない状態に加え、叩いていると全部低くなってくし広がっていくし。
よく最後まで演奏しきってくれたとドラムの絵美に感謝。

でもお客さんが来て下さる限り、どんなことがあってもその状況での最高の演奏を届けなければならない。
ミュージシャン魂11個のパワーは凄かった。

あとは飯島会長がなんとPAさんに変身。
こんなこともあろうかと、曲ごとにどの楽器がフューチャーされるかをメモしてPA卓に張り付いている覚悟はして下さっていたようですが、まさか自身がフェーダーを操作するとは思っていなかったかも。

とにかく頑張りすぎて会場を出てバスに乗った途端、抜け殻になりました。
しかしこんなことはなかなか経験できません。
精神的にもとても成長できる気がします。

付け加えると、日本ではあり得ない位リーズナブルで気持ちのいいマッサージを受けて復活している今、昨日のことを振り返って楽しめてる自分はあらためてタフだと思います。


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昨日泊まったホテル。
やしの木見える?

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初日の朝ごはん。
お粥だ~!と喜んだこの後、続々と出てきた尋常でない量の豪華朝ご飯にびっくり。
さすがの私も朝からは・・・。

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朝食後の腹ごなしに会場の下見へ行ってびっくり。

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大して時間も経っていないのにバスで昼食へ。
季節はずれじゃない?

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さらに豪華な昼食の前でトロンボーンの彩香とSAKKO。

この後に戦いは始まりました。

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January 17, 2010

ありがとうございました

皆様、色々な感想ありがとうございました。
楽しんで頂けたようで嬉しいです。

私は母とテレビの前でかなりの爆笑でした。

演技らしきことに一応なっていたようですが
平野監督は、何が起こったの?と多少様子をみるような感じでとおっしゃったのですが、いざ本番ではそっちもこっちも振り向きすぎてしまったと思っていました。

でもあんなにタイミングよく見えるように編集して下さって。
プロの力はやはり凄いものですね。

同じ場面を何度も方向を変えて撮っていったのですが、なるほど編集であんなに見事な迫力のシーンになるのですね。

さて、日本でのドタバタぎりぎりのリハーサルを終え無事中国は広州の珠海という街にやってきました。

空港から市街地を抜け珠海という街に入ると、まるで雰囲気が変わりました。
やしの木がたくさんあり、おしゃれな街灯が並んでいます。
明日の朝、明るくなってからの街並みを見るのが楽しみです。

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January 14, 2010

いよいよ

いよいよ放送。
ドラマも目が離せないところだし、気を散らせないんだけど…。

あらためて、中国へ発つ前に見れることにホッとしてます。

その中国ツアーですが、こちらも連日のリハーサル頑張ってます。
暗譜にフォーメーション、頭の中は沸騰状態。に加え気力体力を最大限に引き出し抜け殻状態。

さらに今日のリハーサル終わりで中国語講座。
蟹みそでも食べて、みそ足したい。

中国のツアー予定ですが、なにせ広い国、伝言ゲーム?も時間がかかるようで公演地、会場名などの詳しい情報はもう少しお待ち下さい。

では明日の夜11:00過ぎ、感想のコメントお待ちしております。

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January 09, 2010

東京夢幻群星

「東京ドリームガールズ」と読みます。

そうそう、前にちょこっとお知らせしたまま放っておいた中国ツアーのお話。

少し出発日が延び1/14の「不毛地帯」を観てすっきりしてから出発できることになりました。
しかし長い。
1/16~2/9までとひと月近くも中華料理?
んなわけないし、そんなことよりなんのツアーかって?

メンバーは、私を除く他10人はうら若き20代の女子、計11人。
バンドの編成はバイオリン4人、トランペット2人、サックス、トロンボーン、ドラム、ベース、ピアノ。
しつこいようですが、全員女子。

このようなバンドを結成し、中国は南の方から北京まで北上しながら10数ヶ所でコンサート。
日本とはやはり規模が違います。
普通のホールと言われるのがキャパ1000人位だそうです。

今日はホールで撮影&リハーサルをしました。

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私も出演させて頂いたことのあるライブハウス「新宿たかのや」の店長で、以前ライブで一緒に演奏して頂いたドラマーの川﨑さんが手にしたばかりのi-phoneで撮って下さりお客さんまで入れて?下さいました。
今回の件では色々と協力して下さり今日は朝早くからドラムセットを搬入して下さいました。

衣装は2パターンありもう一着はなんとミニの和装ドレスです。
中国での公演の際にまた写真を撮ってアップしたいと思います。

昨年12月はこの企画にどっぷり。
毎日何か新しい問題点などが浮上し、3rdアルバムのレコーディングとも重なり頭がこんがらがってました。
目の下にクマを飼いながらもなんとか乗り切り、やっと形が見えてきたかなという所でもう出発目前。

「不毛地帯」の撮影ではなんとかクマに寝ててもらいたいと思ったのですが・・・
観てのお楽しみですね。

最後の課題は暗譜と振り付け。
あと数日のうちに全19曲が仕上がるはず。

そして1/17の初ステージがなんとか成功しますように。
日本から祈っていて下さい。

今回のプログラムは中国で人気のアニメ、ジブリの楽曲中心です。
中国の人が日本語で歌えるほど愛している「北国の春」も演奏します。

若すぎるメンバーに、「北国の春」を知らないと言われた時にはさすがにちょっと辛かった(ノ_-。)

アレンジはなんと!!
「お茶しない?」のアレンジをして下さったお馴染み、石田勝範さん。

いつもはスタジオでベテランミュージシャン相手のお仕事なのに、今は若い子に囲まれて鼻の下がのびたように感じるのは私だけではないと思います。
朝からいつもこぼれそうな笑顔。

中国ツアーが大成功に終わった暁には紅白狙います。

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January 03, 2010

新春ラスカU-meコンサート

遅ればせながら・・・
明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

さて、恒例となりました「小田原ラスカ新春U-meコンサート」
今年も楽しく演奏させて頂きました。

絶好の箱根駅伝日和?
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東名から思わずシャッターを。

こんな日には富士山を拝みながら初打ちをしたいところですが、初売り、福袋で賑わうラスカへ。

3rdアルバム発売、3/5のコンサートのお知らせをしつつ、収録曲を披露させて頂きました。
よく知られた民謡、童謡のカバー曲はやはり安心して聞いて頂けるのか、皆様の穏やかな笑顔がうれしかったです。
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そして今日はなんと!小田原、平塚、茅ヶ崎、熱海の4つのラスカをかかえる湘南ステーションビル株式会社の吉田社長がお見えになりました。
ずっとお世話になっていた現・平塚店、前・小田原店の川井店長がお話をして下さり、一緒にいらして下さったとのこと。

とても喜んで下さり、素敵な笑顔で小田原店を作ったお話などをして下さいました。
今年は小田原店が5周年をむかえるので、またイベントに参加させて頂きたい!
とお願いしてきました。


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